用語辞典「SIDS(シズ)」
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乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome)の略称です。
乳幼児に発生する突然死のうち、病歴などから予期することができず、その原因も未だ明確な説明ができないものを言います。一見ごく健康に育っているように見える乳児が、何の前触れもなく突然呼吸が停止ししてしまい、そのまま死亡してしまいます。
日本における乳幼児の死亡でSIDSと診断されたものは158名(2007年)であり、近年やや減少傾向ではありますが、1歳未満の乳児の死亡原因の第3位を占めています。
アメリカ小児科学会が1992年に「SIDSの発生率は、乳児を仰向けに寝かせることで有意に減少させられる」という声明を発表したとおり、「うつぶせに寝かせない」ことで発生率が低下することが叫ばれています。
また、日本小児科学会が推奨する予防法として「乳児の近くで喫煙しない、妊娠中に喫煙しない」「乳児に過度に服を着せたり、暖めすぎたりしない」としており、これらを積極的に実行することで死亡率の減少が見込まれることが明らかとなっています。

